不動産一括査定を使うとき、迷いやすいのが、
「結局、何社に査定を頼めばいいのか?」
ということです。
1社では比較できない。
でも、6社も7社も頼んだら電話対応が大変そう。
「3社くらいがちょうどいい」という話もあれば、「できるだけ多く比較した方がいい」という話もあります。
私自身も、実際に使う前は、
「3社くらいに頼めば十分なのでは?」
と考えていました。
ところが今回、HOME4Uを使って実際に6社へ机上査定を依頼してみると、少し考え方が変わりました。
6社へ依頼したからといって、6社すべてから同じレベルの査定結果がそろったわけではありません。
- 詳しい査定資料まで出す会社
- 概算価格だけを知らせる会社
- 価格だけでなく売却方法まで提案する会社
- 記事作成時点では査定額がまだそろっていない会社
対応にはかなり差がありました。
最終的に、
「もし本当に売却するなら、もう少し詳しく話を聞いてみたい」
と思えたのは、おおよそ3社です。
この経験から感じたのは、
「一括査定は最初から何社に絞るか」だけで考えるより、机上査定と訪問査定で会社数を分けて考えた方が分かりやすい
ということでした。
この記事では、実際に6社へ一括査定した経験をもとに、何社へ依頼すると比較しやすいのか、1〜2社では少ないのか、6社では多すぎるのか、その後何社へ絞ればいいのかまで整理します。
- ■ この記事でわかること
- ■ 結論:最初の机上査定は広め、訪問査定は2〜3社へ絞ると考えやすい
- ■ 住田さんの悩み
- ■ 家守さんの整理
- 実際に6社へ一括査定したらどうなった?
- 不動産査定を1社だけにすると、やはり比較しにくい
- では最初から2〜3社に絞れば十分?
- 6社は多すぎた?実際の電話や対応の負担はどうだった?
- 何社がいいかは「何を優先するか」で変わる
- 机上査定と訪問査定では、会社数を分けて考えると分かりやすい
- 一番高い査定額の会社だけを残せばいいわけではなかった
- 最初から広めに依頼するのが向いている人・少なめが向いている人
- 6社へ依頼して分かったのは「数より比較材料の質」が大事ということ
- HOME4Uで6社へ依頼した全体結果もまとめています
- 判断に迷っている方へ
- ■ 次に読む記事
- まとめ|何社がいいかは「最初」と「次の段階」を分けて考える
■ この記事でわかること
✓ 不動産一括査定は最初に何社へ頼めばいいのか
✓ 実際に6社へ依頼すると何社分の比較材料が残ったのか
✓ 1社だけでは比較しにくい理由
✓ 最初から2〜3社だけに絞るデメリット
✓ 6社へ依頼したときの電話や対応の負担
✓ 机上査定と訪問査定で会社数を分ける考え方
✓ 査定額だけで会社を絞らない方がいい理由
✓ 自分に合った依頼社数の考え方
■ 結論:最初の机上査定は広め、訪問査定は2〜3社へ絞ると考えやすい
今回、HOME4Uから実際に6社へ机上査定を依頼しました。
その結果、
次にもう少し詳しく話を聞きたいと思えたのは、おおよそ3社でした。
この経験から、不動産一括査定は次のように考えると分かりやすいと思います。
今回実際に使ってしっくりきた流れ
- 最初は複数社へ机上査定を依頼する
- 価格・説明・資料・対応を比較する
- 次に話を聞きたい2〜3社へ絞る
- 本当に売るなら、その2〜3社へ訪問査定を依頼する
- 査定額だけでなく売却方法まで比較する
これは、
「全員が最初から6社へ頼むべき」
という意味ではありません。
電話対応をできるだけ減らしたい人なら、最初から少なめにする方が合うこともあります。
一方で、今回のように会社ごとの差をしっかり見たいなら、
最初の机上査定は少し広めに依頼し、結果を見てから絞る
という方法にも意味があります。
つまり、
「何社が正解か」ではなく、「どの段階で何社と比較するか」
で考えるのが今回の結論です。
■ 住田さんの悩み

一括査定は3社くらいでいいという話もあれば、できるだけ多く比較した方がいいという話もありますよね。
結局、何社に頼めばいいのでしょうか?
■ 家守さんの整理

今回、実際に6社へ机上査定を依頼したところ、次も詳しく話を聞きたいと思えたのは約3社でした。
最初から3社だけにしていたら、十分な比較材料が残らなかった可能性もあります。
机上査定と訪問査定で会社数を分けて考えると分かりやすいですよ。
- 最初の依頼社数と、最後まで比較する会社数は同じでなくていい
- 机上査定では価格だけでなく会社の対応も見る
- 結果を見て2〜3社へ絞ればいい
- 本気で売る段階になってから訪問査定へ進む
実際に6社へ一括査定したらどうなった?
今回査定をお願いしたのは、愛知県内にある賃貸中の一棟物件です。
売却を急いでいるわけではなく、
「今すぐ売る予定はない。まず現在の価格を知りたい」
という条件で、HOME4Uから紹介された6社へ机上査定を依頼しました。
申し込む前は、
「6社なら6社分の査定額が並んで、あとは金額を比べればいい」
くらいに考えていました。
実際は、かなり違いました。
6社すべてから同じレベルの査定結果が届いたわけではない
6社へ依頼すると、対応は大きく分かれました。
- 詳細な査定資料を作る会社
- 査定根拠まで説明する会社
- 概算価格だけを早く知らせる会社
- 売却方法まで提案する会社
- 途中経過の連絡はあるものの、査定額がまだ出ていない会社
- 比較できるほど具体的な情報が得られなかった会社
つまり、
6社に依頼したから、6社すべてがそのまま最終候補になるわけではありませんでした。
次に詳しく話を聞きたいと思えたのは約3社だった
6社とのやり取りを終えて、
「もし本当にこの物件を売るなら、次にもう少し詳しく話を聞いてみたい」
と感じた会社は、おおよそ3社でした。
理由は査定額だけではありません。
- 質問への答えが分かりやすい
- 査定額の根拠を説明できる
- 約束した査定資料をきちんと出す
- 価格だけでなく売却方法まで提案する
こうした差がありました。
ここで、
「一括査定は、最初に候補会社を見つける一次選考でもある」
と考えるようになりました。
不動産査定を1社だけにすると、やはり比較しにくい
1社だけに査定を依頼する方法が間違いというわけではありません。
すでに信頼できる不動産会社があり、そこへお願いしたいと決まっているなら、1社から始めることもあります。
ただ、まだ相談先が決まっていない場合は、1社だけでは判断しにくくなります。
今回実際に複数社へ査定を依頼すると、
同じ物件でも会社によって見方がかなり違いました。
たとえば、
- 家賃収入と利回りから考える会社
- 土地の価値を重視する会社
- 単純な査定額ではなく売却方法まで考える会社
がありました。
一つの会社から、
「この物件は4,000万円くらいです」
と言われただけでは、
- その数字が一般的な見方なのか
- その会社独自の考え方なのか
- 他の売り方なら違う価格が考えられるのか
判断できません。
複数社へ頼む意味は、査定額を並べるだけではありません。
- 物件の見方を比較できる
- 査定根拠を比較できる
- 売却方法を比較できる
- 担当者の説明を比較できる
1社だけだと、この「比較」ができません。
では最初から2〜3社に絞れば十分?
ここは今回6社へ頼んでみて、少し考えが変わったところです。
2〜3社から査定結果がしっかり出れば、それだけでも比較できます。
しかし、
「3社へ頼めば、必ず3社から同じレベルの比較材料がそろう」
とは限りません。
今回のケースでは、6社へ依頼しても、
- 詳しい資料まで出た会社
- 概算だけだった会社
- 査定結果がまだそろっていない会社
に分かれました。
仮に最初から2社だけに依頼し、そのうち1社から十分な情報が出なければ、実質的に比較できるのは1社だけになります。
3社へ頼んでも、そのうち1〜2社から十分な材料が出なければ、比較の幅はかなり狭くなります。
だから、
比較を重視する人にとっては、最初から依頼先を絞りすぎることにもデメリットがあります。
もちろん、これは今回6社へ依頼したケースから感じたことです。
すべての物件で同じ結果になるわけではありません。
ただ、
「最初から少ない方が必ず正解」とは言えない
ことは実感しました。
6社は多すぎた?実際の電話や対応の負担はどうだった?
6社へ依頼すると聞くと、
「電話対応だけで大変そう」
と思うかもしれません。
実際、申し込み直後には複数社から電話が来ました。
電話に出られなかった会社から再着信することもありました。
ここは事実です。
ただし、一度電話に出て、
「今すぐ売る予定はなく、まず価格を知りたい」
と伝えると、今回のケースではその後もしつこい営業電話が続くことはありませんでした。
最初は、
「6社から電話祭りになるのでは」
くらいに警戒していました。
ところが、数時間たつころには、
「思っていたほど大変ではないな」
という印象に変わりました。
また、6社すべてと長期間やり取りし続けるわけでもありません。
結果が出てくるにつれて、
- 「この会社にはもう少し聞いてみたい」
- 「ここは今の材料で十分」
と自然に分かれていきます。
一括査定後の電話については、実際に6社へ依頼した結果をこちらで詳しくまとめています。
▶ 不動産一括査定はしつこい?6社へ実際に依頼して分かった電話の実態と対処法
何社がいいかは「何を優先するか」で変わる
今回の経験から、依頼社数は全員同じにするより、
自分が何を優先するか
で考える方が分かりやすいと思います。
| 優先したいこと | 最初の依頼数の考え方 | その後 |
|---|---|---|
| 電話負担をできるだけ減らしたい | 2〜3社程度から考える | 無理なく比較する |
| 価格と会社をしっかり比較したい | 4〜6社程度も選択肢 | 結果を見て絞る |
| 売却を具体的に進めたい | 机上査定済みの会社から選ぶ | 2〜3社程度へ訪問査定 |
| 相談したい会社がすでに決まっている | 少数でもよい | 必要なら比較先を追加する |
この数字は絶対的なルールではありません。
今回の実体験をもとにした一つの目安です。
重要なのは、
最初に何社へ頼んだかより、最終的に比較できる材料が何社分残るか。
そして、
その中から、本当に話を進めたい会社を何社に絞るか。
だと思います。
机上査定と訪問査定では、会社数を分けて考えると分かりやすい
「何社へ頼めばいい?」という疑問は、
机上査定と訪問査定を一緒に考えると分かりにくくなります。
今回実際に使ってみて、この2つは分けて考えた方がいいと感じました。
ステップ1|机上査定は候補会社を見つける段階
まだ売却するか決めていないなら、まず机上査定。
ここでは、
- 現在の価格帯
- 査定の考え方
- 会社の対応
- 質問への説明
- 査定資料の内容
- 売却方法の提案
などを見ます。
価格と同時に、不動産会社そのものを見ている段階です。
今回のケースでは6社へ依頼し、結果として約3社が次の候補に残りました。
ステップ2|訪問査定は2〜3社程度に絞る
本当に売却を考える段階になれば、その中から2〜3社程度に絞って訪問査定をお願いする方法が考えられます。
一戸建てや空き家なら、
- 建物の状態
- 修繕状況
- 道路との関係
- 周辺環境
- 庭や外構
など、現地を見なければ分からない部分があります。
ここで初めて、
「実際にこの家をどう売るか」
まで踏み込んで比較します。
ステップ3|価格だけでなく売却方法まで比較する
訪問査定まで進んだら、
「どこが一番高い査定額だったか」
だけで決めるのではなく、
- その金額の根拠
- どんな買い手を想定しているか
- どういう売り方を考えているか
- 担当者の説明に納得できるか
まで比較したいところです。
最初から全社へ訪問査定をお願いする必要はありません。
机上査定で入口を広くし、訪問査定で絞る。
今回の経験では、この2段階が一番分かりやすい方法でした。
一番高い査定額の会社だけを残せばいいわけではなかった
複数社へ査定をお願いすると、
「一番高い会社を残せばいい」
と思いがちです。
今回実際に比較すると、そう単純ではありませんでした。
同じ物件でも、会社によって価格を見る方法そのものが違ったからです。
- 収益から考える会社
- 土地価値を重視する会社
- 別の売却方法を提案する会社
そのため、
査定額の高さだけを比べても、本当に良い会社かどうかは分かりません。
会社を絞るときに見たいこと
- なぜその査定額なのか説明できるか
- 質問に筋の通った回答があるか
- 約束した査定資料を最後まで出すか
- 価格の先に売却方法の提案があるか
- もう少し話を聞いてみたいと思えるか
今回、次に相談したいと思った会社も、
単純に「査定額が高かった上位3社」ではありません。
説明や資料、提案まで含めて判断した結果です。
1社だけ極端に高い査定額が出たときの考え方はこちらでも整理しています。
▶ 不動産査定額が高すぎる会社は危険?注意すべきポイント3つ
最初から広めに依頼するのが向いている人・少なめが向いている人
今回6社へ依頼してみましたが、
誰でも6社にすればいいわけではありません。
自分の状況に合わせて考えれば十分です。
最初はある程度広く比較するのが向いている人
たとえば、
- 相談する不動産会社がまだ決まっていない
- 会社ごとの査定の違いを見たい
- 価格だけでなく売却方法も比較したい
- ある程度電話対応する余裕がある
- 1社だけで判断することに不安がある
という方です。
こういう場合は、机上査定の入口をある程度広く取る意味があります。
最初は少なめの方が向いている人
一方、
- 知らない番号からの電話が大きなストレスになる
- 複数社とのやり取りそのものを避けたい
- すでに相談したい会社がある
- 比較より連絡負担の少なさを優先したい
という人なら、最初から少なめでも構いません。
大切なのは、
「多ければ多いほど良い」「3社なら必ず正解」と決めつけないこと。
自分が何を優先するかで決めればいいと思います。
6社へ依頼して分かったのは「数より比較材料の質」が大事ということ
今回、一括査定を使う前には、
「何社がベストか」
という数字そのものを気にしていました。
でも、実際に6社へ依頼してみると、少し違いました。
重要なのは、
何社に申し込んだかより、何社から使える比較材料が得られたか。
ということです。
6社へ頼んでも、6社すべてから同じ内容が返ってくるわけではありません。
一方で、複数社へ依頼したからこそ、
- 詳しい会社
- 説明が分かりやすい会社
- 価格だけの会社
- 提案まで踏み込む会社
の違いが見えました。
そして、
「この会社なら次も話を聞きたい」
という候補を絞ることができました。
だから一括査定は、
会社をたくさん集めること自体が目的ではありません。
最初に候補を集め、
比較し、
相談したい会社を見つける。
この使い方の方が本質に近いと感じました。
HOME4Uで6社へ依頼した全体結果もまとめています
この記事では、
「一括査定は何社へ頼めばいいのか」
という会社数に絞って紹介しました。
実際の6社比較では、
- 申し込み後の電話
- 売却未定と伝えたときの反応
- 査定結果が届くまでの違い
- 査定価格の考え方
- 査定資料の詳しさ
- 会社ごとの提案の違い
も確認しています。
6社へ依頼した全体像はこちらでまとめています。
▶ HOME4Uを使って6社へ一括査定してみました|電話・査定結果・会社ごとの差を検証
判断に迷っている方へ
一括査定を何社に頼むか迷っている方の中には、
「そもそも売るかどうか自体を決めていない」
という方もいると思います。
特に実家や空き家の場合、
- 売る
- 残す
- 貸す
のどれがいいのか、家族の事情によっても変わります。
その段階なら、
無理に「何社へ査定するか」から考えなくても大丈夫です。
今の状況はどちらに近いでしょうか?
- 売る・残す・貸すから迷っている → まず家の状況と家族の考えを整理する
- 判断材料として価格を知りたい → 複数社の机上査定で価格と会社を比較する
まず実家をどうするか整理したい方はこちらです。
「何から考えればいいのか分からない」という方は、見落としている点から確認してみてください。
一方、
「まだ売ると決めてはいないけれど、判断材料として現在の価格を知りたい」
という段階なら、机上査定から始める方法があります。
今回も、売却を決めた状態ではなく、まず現在の価格を知る目的で査定を依頼しました。
査定を受けることは、売却を決めることではありません。
HOME4Uの特徴や、使う前に知っておきたいことはこちらで整理しています。
▶ HOME4Uはおすすめ?実家・空き家売却で使う前に知りたい特徴と注意点
※「メール連絡希望」と記載すれば電話はかなり減らせます
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。
■ 次に読む記事
▶ HOME4Uを使って6社へ一括査定してみました|電話・査定結果・会社ごとの差を検証
▶ 不動産一括査定はしつこい?6社へ実際に依頼して分かった電話の実態と対処法
▶ 不動産一括査定のメリット・デメリット|使う前に知っておきたい注意点
まとめ|何社がいいかは「最初」と「次の段階」を分けて考える
今回、HOME4Uから実際に6社へ机上査定を依頼してみて、
「不動産一括査定は3社が正解」「5社までが正解」
のように、一つの数字で決める必要はないと感じました。
- 1社だけでは会社独自の見方なのか判断しにくい
- 最初から2〜3社だけにすると、十分な比較材料が残らない場合もある
- 今回6社へ依頼して、次に詳しく話を聞きたいと思えたのは約3社だった
- 6社すべてと最後までやり取りし続けるわけではなかった
- 電話負担を優先するなら最初から少なめでもいい
- 比較を優先するなら、机上査定は少し広めに依頼する方法もある
- 本当に売る段階では2〜3社へ絞って訪問査定を考える
- 会社を残す基準は査定額だけでなく、説明・資料・提案も見る
今回一番しっくりきた流れは、
- 机上査定では複数社から比較材料を集める
- 対応や査定内容を見て2〜3社へ絞る
- 本当に売却するなら訪問査定へ進む
- 査定額だけでなく売り方まで比較する
という方法です。
最初に何社へ頼むかより、比較した結果どの会社を残すか。
こちらの方が大切です。
一括査定は、会社をたくさん集めるためのサービスではありません。
自分の家の価格を知り、
会社ごとの違いを知り、
「この会社ならもう少し話を聞いてみたい」
と思える相談先を見つけるために使う。
実際に6社へ依頼してみて、そう考えるようになりました。
※「メール連絡希望」と記載すれば電話はかなり減らせます
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。

