家を売るとき、不動産会社の名前だけでなく、実際に対応してくれる担当者も重要です。
今回、運営者はHOME4Uを使って6社へ不動産査定を依頼し、複数の担当者と電話やSMS、メールなどでやり取りしました。
その中で感じたのは、最初の電話の印象だけでは担当者の良し悪しは分からないということです。
電話が早い担当者もいました。話しやすい担当者もいました。短時間で要点を聞く担当者もいれば、比較的じっくり話を聞く担当者もいました。
ただ、その後に出てきた査定資料や価格の根拠、質問への回答、売却方法の提案まで見ると、最初の印象と最終的な評価は必ずしも一致しませんでした。
だから運営者は、担当者を見るときに、
「感じがいい人か」より、「こちらが判断できる状態にしてくれる人か」
を見るようになりました。
この記事では、実際に6社への依頼後、複数の担当者とやり取りして分かった、不動産会社の担当者を見極める5つのポイントを整理します。
この記事の検証について
運営者はHOME4Uを実際に利用し、複数の不動産会社と電話・SMS・査定資料・後日のフォローを通じてやり取りしました。
実際に比較してみると、最初の電話の印象だけでは担当者を判断できないと感じました。この記事では、質問への返答、説明の根拠、確認姿勢、資料、その後の対応まで含めて、担当者を見るポイントを整理しています。
- ■ この記事でわかること
- ■ 結論:担当者は「こちらが判断できる状態にしてくれる人」を選ぶ
- ■ 住田さんの悩み
- ■ 家守さんの整理
- 複数社と実際に話して分かった|担当者は最初の5分だけでは分からない
- 担当者を見極める5つのポイント
- 電話で「感じがいい」と思っても、そこで決めなくていい
- 「査定額が高い担当者」だけで決めない
- 担当者選びで運営者なら避ける4つの決め方
- 担当者に違和感があるときは、まず質問してみる
- 良い担当者でも「自分に合う」とは限らない
- 担当者を見るなら、1社だけより複数社の方が違いが分かりやすい
- 担当者を見るなら「机上査定」の段階でも分かることがある
- 判断に迷っている方へ
- ■ 次に読む記事
- まとめ|担当者は「感じの良さ」より、その後のやり取りを見る
■ この記事でわかること
✓ 不動産会社の担当者を見極める5つのポイント
✓ 電話が早い担当者をどう評価すればいいか
✓ 感じがいい担当者だけで決めない方がいい理由
✓ 査定額について何を質問すればいいか
✓ 担当者の間違いや不明点があったときに見る部分
✓ 売却未定のときの担当者との付き合い方
■ 結論:担当者は「こちらが判断できる状態にしてくれる人」を選ぶ
今回6社への依頼後、複数の担当者とやり取りして感じたのは、話し方が上手い、感じがいい、電話が早いだけでは担当者を判断できないということでした。
運営者なら、次の5つを見ます。
担当者を見極める5つのポイント
- 質問に具体的に答えられるか
- 間違いや不明点を確認・修正できるか
- こちらの現在の状況を理解してくれるか
- 連絡の早さだけでなく中身があるか
- 次の判断材料を示してくれるか
不動産売却では、最終的な判断をするのは売主です。
だからこそ担当者には、ただ「売った方がいいです」とすすめてもらうより、売主自身が判断するための材料を出してもらう方が大切だと感じました。
■ 住田さんの悩み

不動産会社の担当者って、何を見て判断すればいいんでしょうか?電話で感じがいい人なら、そのまま任せても大丈夫ですか?
■ 家守さんの整理

感じの良さは大切ですが、それだけでは決めなくて大丈夫です。査定額の理由を説明できるか、質問したときに具体的に答えられるか、こちらの状況を理解してくれるか。その後のやり取りまで見て判断しましょう。
- 第一印象だけで決めない
- 質問したときの回答を見る
- こちらが判断できる情報を出してくれるかを見る
複数社と実際に話して分かった|担当者は最初の5分だけでは分からない
今回、査定を依頼した6社からは、それぞれ違った形で連絡がありました。
かなり早く電話が来た会社もありましたし、短時間で必要なことを確認する担当者もいれば、もう少し詳しく話を聞く担当者もいました。
最初の電話だけなら、
「この担当者は感じがいいな」
と思うこともあります。
ただ、その後に査定結果を受け取ってみると、会社によってかなり差がありました。
- 詳しい査定資料を出す
- 概算価格をSMSで伝える
- 価格の根拠を説明する
- 売却方法まで提案する
- 質問への回答を後から返す
といった違いです。
そこで感じたのが、
担当者は、最初の5分ではなく、その後のやり取りで見る。
ということでした。
電話での第一印象は入口として参考になります。
でも本当に見たいのは、こちらが質問したあとに、その担当者が何を返してくれるかです。
6社へ実際に査定を依頼した全体の流れはこちらで詳しくまとめています。
▶ HOME4Uを使って6社へ一括査定してみました|電話・査定結果・会社ごとの差を検証
実際に見た判断材料
- 分からないことを確認して返すか
- 査定額の根拠を説明するか
- 資料と説明の前提が合っているか
- 後日の対応があるか
ある担当者から、専門業者へ確認した旨と、その回答理由を伝える返信が届きました。保存しているSMSだけから送信会社を断定せず、確認して説明を返した事例として扱っています。
担当者を見極める5つのポイント
ここからは、今回の経験をもとに、運営者なら担当者のどこを見るのかを5つに整理します。
① 質問に具体的に答えられるか
まず見たいのは、こちらから質問したときの答え方です。
不動産の査定を受けると、数字を見ただけでは分からないことが出てきます。
たとえば、
- なぜこの査定額なのか
- 土地として見るといくらなのか
- 収益物件として見るとどうなるのか
- どんな買主を想定しているのか
- 査定資料の数字は何を前提にしているのか
などです。
今回、同じ物件でも約3,500万〜4,500万円という概算、収益性から約4,600万円前後という見方、土地価値を重視して約5,000万円という見方がありました。
こうなると、単に、
「この会社は5,000万円だから一番いい」
とは判断できません。
なぜその価格になったのかを担当者に聞く必要があります。
良い回答は「結論だけ」ではなく「理由」がある。
「このくらいです」だけでなく、なぜそう考えたのかまで説明できるかを見ます。
査定額そのものの見方はこちらの記事で詳しく整理しています。
▶ 不動産査定額が高すぎる会社は危険?6社査定で分かった「売れる価格」との違い
② 間違いや不明点を確認・修正できるか
担当者を見極めるとき、運営者は「絶対に間違えない人か」だけを見る必要はないと思っています。
不動産査定では、住所、土地面積、建物面積、築年、賃料など、扱う情報が多くあります。
今回も、ある会社から届いた査定資料に、担当者から聞いていた説明とは大きく異なる数字がありました。
確認したところ、資料を作る際の物件条件に誤りがあったことが分かりました。
こういうときに見るのは、
間違いがあったこと自体だけではありません。
重要なのは、
- こちらの疑問をきちんと確認するか
- 何が違っていたのか説明できるか
- 正しい前提で改めて説明できるか
です。
「間違えない担当者」より、「間違いや疑問を放置しない担当者」を見る。
売主側も、届いた査定書をそのまま受け取るだけではなく、物件情報や査定の前提が合っているか確認した方が安心です。
③ こちらの現在の状況を理解してくれるか
今回、運営者は今すぐ売却すると決めている状態ではありませんでした。
まず現在の価格を知り、その結果を見て今後を考えたいという段階です。
各社とのやり取りでも、そのことを伝えました。
そこで感じたのは、担当者を見るときには、
「売りたい人」として一括りにされず、今の状況を理解してくれるか
を見ることが大切だということです。
売主には、
- すぐに売りたい
- 半年後や1年後を考えている
- 家族と相談する材料が欲しい
- まず現在の価格だけ知りたい
など、それぞれ違う事情があります。
今回はこちらが売却未定だと伝えたあと、頻繁な営業連絡が続くことはありませんでした。
ただし、約1か月後には1社から売却状況を確認するフォローの連絡がありました。そのメールには、今後の連絡が不要なら「連絡不要」と返信すれば、その会社からの連絡を止める旨も書かれていました。
つまり、フォロー連絡が来るかどうかだけではなく、こちらの意思を尊重した連絡になっているかも見るポイントだと思います。
売却未定で査定したときの実際の様子はこちらでまとめています。
▶ 売却未定でも不動産査定していい?6社へ実際に依頼して分かったこと
④ 連絡の早さより「連絡の中身」があるか
不動産会社の担当者を見るとき、連絡が早いことはプラスです。
実際、今回も申し込み後かなり早く連絡が来た会社がありました。
売却を急いでいる場合なら、対応の早さは特に安心材料になるでしょう。
ただし、今回6社を比較して感じたのは、
連絡が一番早い担当者=最終的に一番良い提案をする担当者
ではないということです。
見るべきなのは、スピードだけではありません。
連絡で確認したいこと
- こちらの質問に答えているか
- 必要な情報が入っているか
- 次に何をすればいいか分かるか
- 電話だけでなく後から確認できる情報があるか
短い電話でも必要なことが分かれば十分です。
逆に長く話しても、結局何を言われたのか分からなければ判断しにくくなります。
「早さ」は加点要素。「中身」は判断材料。
運営者はこのくらいに分けて考えます。
⑤ 売却を急かすより、次の判断材料を示してくれるか
不動産売却は大きな判断です。
だから、担当者を見るときには、
「今決めてください」と結論を急がせるかどうか
だけではなく、次の判断材料を示してくれるかを見ます。
たとえば、
- 今の段階では机上査定で十分なのか
- いつ訪問査定をした方がいいのか
- 売却するならどんな方法が考えられるのか
- 何社くらい比較すればいいのか
- 価格を優先する場合と早さを優先する場合で何が変わるのか
などです。
今回のように、まだ売却未定の段階なら、いきなり最終決定を求められても判断できません。
良い担当者は、答えを決めてくれる人ではなく、次に何を判断すればいいか整理してくれる人。
運営者はその方が相談しやすいと感じました。
電話で「感じがいい」と思っても、そこで決めなくていい
担当者の人柄や話しやすさは大切です。
売却が始まれば、担当者とは何度もやり取りする可能性があります。質問しにくい相手より、話しやすい相手の方が安心です。
ただし、
感じがいい=査定の説明が詳しい
でもありませんし、
感じがいい=売却戦略が優れている
とも限りません。
今回複数社とやり取りして、運営者はその違いをかなり感じました。
最初の電話で好印象でも、その後の査定資料や説明が十分とは限りません。
逆に、最初は淡々とした対応でも、その後の説明や提案を見て評価が変わることがあります。
第一印象は見る。でも、第一印象だけでは決めない。
これくらいの距離感がちょうどいいと思います。
「査定額が高い担当者」だけで決めない
担当者を見るときに、もう一つ引っ張られやすいのが査定額です。
高い査定額を出してくれた担当者には、
「この人なら高く売ってくれるのでは」
と期待したくなります。
ただ、今回の6社査定では、会社によって価格を見る前提が違いました。
土地として評価するのか、収益物件として評価するのか、誰に売る想定なのかによって数字が変わります。
だから、担当者を見るときにも、
金額そのものより、その数字を説明できるか
を重視します。
不動産会社そのものの選び方についてはこちらの記事で詳しく整理しています。
▶ 不動産会社の選び方|6社を比較して分かった売却で見るべき5つの基準
担当者選びで運営者なら避ける4つの決め方
今回複数社とやり取りした経験から、運営者は次のどれか一つだけで担当者を決めることはしません。
- 一番電話が早かったから
- 一番話しやすかったから
- 一番高い査定額を出したから
- 有名な会社の担当者だから
どれも悪い判断材料ではありません。
問題は、
それだけで決めてしまうこと
です。
電話の印象、査定額、説明、資料、質問への回答、売却方法。
複数のやり取りを重ねることで、担当者の違いが見えやすくなります。
担当者に違和感があるときは、まず質問してみる
担当者と話していて、
「何となく分かりにくい」
と感じたら、すぐに良い・悪いを決めなくてもいいと思います。
まず質問してみます。
たとえば今回の経験を踏まえるなら、
- 「なぜこの査定額になったのですか?」
- 「この査定資料の前提条件は合っていますか?」
- 「土地として見る場合と、収益物件として見る場合で価格は変わりますか?」
- 「今は売却未定ですが、この段階で何を確認しておけばいいですか?」
- 「もし売る場合、次は何をすればいいですか?」
といった質問です。
このときの反応を見ると、担当者の考え方がかなり分かります。
質問は、分からないことを解決するだけでなく、担当者を見る材料にもなる。
質問しても納得できない場合や、やり取りを続けることに不安がある場合は、担当変更を相談したり、別の会社と比較したりする方法もあります。
良い担当者でも「自分に合う」とは限らない
ここも担当者選びで大切だと思います。
担当者に能力があったとしても、自分の目的と合っているかは別の話です。
たとえば、
すぐ売却したい人なら、スピード感や具体的な販売活動を重視したいでしょう。
まだ売るか決めていない人なら、まず査定額や選択肢を整理し、考える時間を持たせてくれる担当者の方が合いやすいかもしれません。
だから、
「良い担当者は誰か」だけでなく、「今の自分に合う担当者は誰か」
という視点も持っておくと判断しやすくなります。
担当者を見るなら、1社だけより複数社の方が違いが分かりやすい
今回、6社へ査定を依頼したことで分かったことがあります。
それは、
1人だけと話していたら、その対応が普通なのかどうか分からなかった
ということです。
複数社とやり取りすると、
- 質問への答え方
- 説明の詳しさ
- 査定資料の内容
- 売却方法の考え方
- こちらとの距離感
の違いが自然と見えてきます。
複数社を比較する意味は、査定額だけではない。
担当者の説明や対応を比べられることも大きなメリットです。
ただし、最初から6社すべてと深く話す必要はありません。
まず机上査定などで比較し、次に詳しく話を聞きたい2〜3社程度へ絞る方法が現実的です。
何社へ査定を依頼するかはこちらで詳しくまとめています。
▶ 不動産一括査定は何社がいい?6社へ実際に依頼して分かった比較のコツ
担当者を見るなら「机上査定」の段階でも分かることがある
担当者を判断するには、必ず最初から訪問査定を受けなければならないわけではありません。
今回運営者は、まず机上査定を依頼しました。
その段階でも、
- 連絡の仕方
- こちらの話の聞き方
- 質問への回答
- 査定資料
- 売却への考え方
など、担当者を見る材料はかなりありました。
売却をまだ決めていないなら、最初は机上査定で比較し、さらに詳しく話したい担当者がいる会社だけ次の段階へ進む方法もあります。
机上査定と訪問査定の使い分けはこちらです。
▶ 不動産査定は机上査定と訪問査定どっち?6社へ依頼して分かった使い分け
判断に迷っている方へ
不動産会社の担当者を選ぶとき、
「この人を信用していいのか」
と考えすぎると、かえって分からなくなることがあります。
運営者は今回、
「信用できる人か」
を最初から当てようとするより、
- 質問したら答えてくれるか
- 数字の理由を説明できるか
- 間違いや疑問を確認してくれるか
- こちらの状況を理解しているか
- 次に何を考えればいいか示してくれるか
を見る方が分かりやすいと感じました。
担当者は「信用できそう」という印象だけでなく、「こちらが判断できる材料を出してくれるか」で見る。
実際に6社を比較した全体の結果はこちらです。
▶ HOME4Uを使って6社へ一括査定してみました|電話・査定結果・会社ごとの差を検証
HOME4Uの申し込み方法はこちらで実画面を使ってまとめています。
▶ HOME4Uの申し込み方法を実画面で解説|実際に査定して分かった入力手順と注意点
売却も選択肢にあり、担当者の説明や査定内容まで比較して判断したい場合は、一括査定を入口として使う方法があります。
※連絡方法の希望を記載できる場合でも、希望どおりにならず電話連絡が入ることがあります。
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。
■ 次に読む記事
▶ 不動産会社の選び方|6社を比較して分かった売却で見るべき5つの基準
▶ 不動産査定額が高すぎる会社は危険?6社査定で分かった「売れる価格」との違い
▶ HOME4Uを使って6社へ一括査定してみました|電話・査定結果・会社ごとの差を検証
まとめ|担当者は「感じの良さ」より、その後のやり取りを見る
今回、実際に6社への依頼後、複数の担当者とやり取りして感じたのは、最初の印象だけでは担当者の良し悪しは分からないということでした。
電話が早い、話しやすい、感じがいい。
それらも大切です。
ただ、本当に見たいのはその後です。
運営者なら担当者のここを見る
- 質問に具体的に答えられるか
- 間違いや不明点を確認・修正できるか
- こちらの現在の状況を理解してくれるか
- 連絡の早さだけでなく中身があるか
- 次の判断材料を示してくれるか
今回、電話で受けた第一印象と、最終的な査定資料や説明、提案の内容は必ずしも一致しませんでした。
だから運営者は、
担当者は最初の5分ではなく、その後のやり取りで見る。
そしてもう一つ、
「感じがいい人」より、「こちらが判断できる状態にしてくれる人」を見る。
複数社と実際にやり取りして、そこが担当者を比べるうえで一番分かりやすい基準になりました。
※連絡方法の希望を記載できる場合でも、希望どおりにならず電話連絡が入ることがあります。
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。

