「不動産一括査定で家の価格を知りたい。でも、申し込んだ直後に電話ばかり来たら困る」と迷っていませんか。
実家の売却をまだ決めていない、仕事中は電話に出られない、家族と相談してから動きたい。そんな段階では、何社からも連絡が来ること自体が負担になります。
家どうする研究所では、運営者が実際にHOME4Uから6社へ査定を依頼し、申し込み後の電話・再着信・メール・SMSなどの連絡を確認しました。
今回分かったのは、申し込み直後には複数社から電話が来た一方、「今すぐ売る予定はない」と伝えた後、記録で確認できる範囲では執拗な追い電話は続かなかったということです。
ただし、これは愛知県内の賃貸中の一棟物件を査定した一つの体験。一般の実家・空き家を含め、誰でも同じ電話回数・対応になるという意味ではありません。
この記事では、体験から確認できた事実を起点に、電話が来る仕組み、電話を減らす3つの対策、出られないときの対応、最初の電話で聞くことを具体的に整理します。
- 結論|電話は来る可能性がある。申し込み前に「対応方針」を決めておこう
- 住田さんの悩み|仕事中に何度も電話が来たら困ります
- 家守さんの整理|実際の連絡を知ってから、利用するか決めましょう
- HOME4Uで6社へ査定依頼|実際にどんな連絡が来た?
- なぜ「電話ばかり」と感じるのか?3つの理由
- 電話を減らす3つの対策|申し込み前・着信時・辞退時
- 電話が来たときはどう対応する?6つの状況別早見表
- 最初の電話で確認したい5つのこと|メモを用意して比べよう
- 実家・空き家の査定なら、最初に伝えたい5つの事情
- よくある質問|電話が苦手でも一括査定は使える?
- 判断に迷っている方へ|電話対応も含めて「自分に合う査定」を選ぶ
- 次に読む記事|電話の不安をもう少し整理したい方へ
- まとめ|電話の実態を知り、申し込み前に3つの準備を
結論|電話は来る可能性がある。申し込み前に「対応方針」を決めておこう
不動産一括査定は、複数の不動産会社にまとめて査定を依頼する仕組みです。そのため、依頼先の会社から電話やメールが届くことがあります。電話が一切来ないサービスだと思って申し込むのは避けた方がよいでしょう。
運営者のHOME4U6社査定では、実際に次のことが起きました。
- 申し込み直後:複数社から電話があり、初動が早い会社もあった。
- 電話に出られなかったとき:再着信した会社があった。
- 売却未定・机上査定希望を伝えた後:記録上、しつこい追い電話が続く状況はなかった。
- 電話以外:メールやSMSで連絡・査定結果の案内をする会社もあった。
つまり、「電話が来るかどうか」だけでなく、何のための査定かを明確にし、どの会社とどの方法で連絡を取るかを決めることが重要です。
まずは次の3点を押さえてください。
- 比較したい会社数と、自分が対応できる連絡量を考える。
- メール希望・連絡可能な時間・売却の意向を最初に伝える。
- 比較を見送る会社には意思を明確に伝え、再連絡の負担を減らす。
注意:申し込み直後に集中することはありますが、すべての会社で電話が短期間に終わるとは限りません。希望した連絡方法が必ず守られるという保証もありません。
住田さんの悩み|仕事中に何度も電話が来たら困ります

実家を売るか決めていないのに、一括査定を頼んで大丈夫でしょうか。仕事中に電話が何本も来たり、断っても連絡が続いたりしないか心配です。
家守さんの整理|実際の連絡を知ってから、利用するか決めましょう

申し込んだら連絡が来る前提で考えましょう。運営者が6社へ依頼したときも電話と再着信がありました。ただ、その体験を全員に当てはめず、申し込み前の伝え方と、連絡が来たときの対応を準備しておくことが大切です。
HOME4Uで6社へ査定依頼|実際にどんな連絡が来た?
ここからは、運営者自身がHOME4Uを利用したときの記録を紹介します。電話への不安を考える記事なので、査定額の比較や会社の売却提案の詳しい内容は繰り返さず、連絡手段と対応の経過に絞ります。
今回の検証条件
| 利用したサービス | HOME4U(不動産売却の一括査定) |
|---|---|
| 査定依頼先 | 6社(受付完了メールで確認) |
| 査定した物件 | 愛知県内の賃貸中の一棟物件 |
| 売却の意向 | 今すぐ売却する予定はなく、価格の目安を知りたい |
| 希望した査定 | 机上査定(訪問査定にはすぐ進まない) |
| 確認した情報 | 電話・再着信・メール・SMS・査定関連の保存記録 |
この検証の限界:賃貸中の一棟物件についての一事例で、全国の戸建て・相続空き家の電話対応を代表する調査ではありません。電話の正確な総回数、全6社の連絡回数や時刻、あらゆる連絡を追跡した期間を、ここで一律の数値として公表できる状態ではないため、件数・割合を推測して掲載しません。社名・個人名・物件を特定できる情報も公開しません。
電話・SMS・メールの流れを時系列で整理
| 場面 | 体験で確認できた事実 | 読者が備えておきたいこと |
|---|---|---|
| ① 申し込み直後 | 複数社から電話があり、早く連絡した会社もあった | 電話に出られる時間に申し込むか、希望時間を事前に伝える |
| ② 不在時 | 出られなかった会社から再着信があった | 未応答が続く場合は、都合のよい方法・時間を伝える |
| ③ 最初に話した後 | 売却未定・まず価格確認と説明した後、今回の記録では執拗な追い電話が続かなかった | 売却意向と机上査定希望を曖昧にせず伝える |
| ④ その後の連絡 | メールやSMSで案内・追加確認・査定結果を扱う会社もあった | メール・SMSも確認し、資料の届き方をあらかじめ質問する |
特に印象的だったのは、電話に出られず再着信がある段階と、一度話して目的を共有した後では、連絡の受け止め方が変わったことです。
ただし、今回の結果は「売却しないと伝えれば、どの会社も必ず電話を止める」ことを意味しません。会社や物件、希望条件により対応は異なります。
詳しい申込条件や査定結果・会社ごとの差は、HOME4Uを使って6社へ一括査定した実地検証にまとめています。
なぜ「電話ばかり」と感じるのか?3つの理由
理由① 複数の会社へ同時に依頼するから
一括査定では、選んだ複数社がそれぞれの判断で連絡してきます。1社あたりの電話が少なくても、短時間に着信が重なると「次々に電話が来る」と感じます。依頼した社数と電話の本数は同じとは限りません。
理由② 査定に必要な事情を確認したいから
入力フォームだけでは、建物の劣化、修繕履歴、居住・賃貸状況、名義、売却の希望時期などが十分に分からない場合があります。そのため、査定前に電話で詳細を確認する会社があります。
もちろん、売却の提案をしたいという営業上の事情もあり得ます。すべての電話を「査定に絶対必要な連絡」と考える必要はありません。
理由③ 連絡が取れず、再着信になることがあるから
電話に出られないと、担当者がまだ連絡できていないと判断し、別の時間に再度かける場合があります。今回の6社体験でも、不在後の再着信は確認できました。
そのため、対応したくない会社へ何も伝えず放置することと、明確に辞退の意思を示すことは別。必要がなければ、短く意思を伝える方が連絡の行き違いを減らしやすくなります。
電話を減らす3つの対策|申し込み前・着信時・辞退時
対策① 申し込み前|依頼社数と査定目的を決める
まず、査定依頼をする前に「何を知りたいのか」を一文で言える状態にしましょう。
- 今すぐ売りたいので、査定額だけでなく売却方法も比較したい。
- 今は売却未定。家族と相談するために、机上査定で価格の目安を知りたい。
- 遠方の実家なので、現地へ行かずにどこまで確認できるか知りたい。
次に、依頼先の数を考えます。比較する会社を増やせば情報が増える可能性がある一方、連絡対応も増え得ます。「必ず3社」「必ず6社」と固定せず、対応できる件数と比較したい範囲で選ぶのが現実的です。
今回の運営者の6社査定でも、6社すべてから同じ深さの査定資料がそろったわけではありません。社数を増やすこと自体が、情報量を保証するわけではないのです。
対策② 申し込み時・最初の電話|連絡方法と時間を伝える
備考欄・要望欄がある場合は、希望を具体的に書きましょう。備考欄がないサービスでは、最初に連絡があった際に伝える方法をとります。
連絡希望の文例(コピーして利用可)
「現在は売却を決めておらず、価格の目安を知りたい段階です。仕事中は電話に出られないため、可能であればメールでの連絡を希望します。電話が必要な場合は、先にメールで日時をご相談いただけると助かります。今回は机上査定を希望しています。」
電話が必要になる事情があれば、その理由と所要時間を確認しても構いません。ただし、メール希望と書いても電話が来ない保証はありません。要望欄の有無や受付方法は申込画面で確認してください。
対策③ 比較しないと決めた後|不要な会社には明確に伝える
一括査定を申し込んでも、すべての会社と売却契約を結ぶ義務はありません。比較しないと決めた会社には、辞退する意思と、必要なら今後の連絡を控えてほしいことを伝えます。
辞退するときの文例
「査定のご対応ありがとうございました。家族と相談した結果、今回は御社へのご相談を見送ります。今後の営業電話・メールによるご案内も不要ですので、お控えいただけますようお願いします。」
連絡停止を希望しても、処理のタイミングなどによって連絡が残る場合があります。繰り返し連絡が続くときは、日時・会社名・内容を記録して会社やサービス運営元へ相談してください。
断り方をもっと詳しく知りたい方は、不動産一括査定の断り方と営業を止める伝え方を参照してください。
電話が来たときはどう対応する?6つの状況別早見表
| 状況 | 対応の例 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 仕事中で出られない | 「平日は18時以降にお願いします」など希望を伝える | 希望通りになる保証はない |
| まだ売ると決めていない | 「価格確認が目的で、売却時期は未定です」と説明 | 査定の可否・範囲は会社ごとに異なる |
| 訪問査定を勧められた | 訪問が必要な理由と机上査定との差を質問 | 家族に相談する前に日程を即決しない |
| 同じ会社から再着信がある | 必要なら折り返し、対応時間・方法を整理 | 一度も話せていない場合の再着信もある |
| 比較しない会社を決めた | 辞退と今後の連絡停止希望を伝える | 会話・メールなどで記録を残す |
| 断っても強い勧誘が続く | 記録を残し、会社の相談窓口や運営元などへ相談 | 悪質な場合は消費生活センター等の相談先も検討 |
電話に出ないこと自体が直ちに問題になるわけではありません。ただし、査定を進めたい会社からの確認に応じなければ、査定結果が出ない・遅れる場合もあります。電話を避けたい理由と、必要な情報の量をセットで考えておきましょう。
最初の電話で確認したい5つのこと|メモを用意して比べよう
電話は単なる連絡だけでなく、不動産会社の説明や約束の仕方を知る機会でもあります。長く話す必要はありません。まず次の5項目を確認すれば十分です。
- 会社名・担当者名:「どちらの会社の、どなたからのお電話ですか?」
- 査定の方法:「今回は机上査定で進められますか?訪問が必要なら理由を教えてください」
- 結果の受け取り方:「いつ頃、メールや資料で査定結果をいただけますか?」
- 売却未定の場合の進め方:「まだ売るか決めていませんが、価格確認だけでも対応できますか?」
- 今後の連絡:「必要な電話はいつ頃ですか?メール中心にできますか?」
運営者の6社体験では、初動の早さだけでなく、その後に説明や査定資料をきちんと出してくれるかにも違いがありました。「電話が早い=良い会社」とは限りません。口頭で伝えた予定が守られるかも見ておきましょう。
不動産会社の選び方については、不動産会社選びで確認したいポイントで詳しく整理しています。
実家・空き家の査定なら、最初に伝えたい5つの事情
運営者が検証したのは賃貸中の一棟物件であり、相続した実家そのものではありません。以下は、実家・空き家を査定するときの一般的な準備事項です。
- 所有者・名義:親名義のままなのか、相続済みなのか。申込者が所有者本人でない場合、その事情も伝える。
- 売却の意向:すぐ売るのか、家族の判断材料として価格を知りたいのか。
- 家族との相談:兄弟姉妹で協議中か、誰が連絡を受けるか。
- 現地の状況:遠方で立会いが難しいか、空き家か、居住中か。
- 建物・家財の状況:雨漏り、老朽化、荷物の残置、解体の検討など。
名義・権利関係によっては査定の段階で確認が必要になることがあります。査定の依頼と売却契約は別ですが、売却する段階では所有者や権限の確認が欠かせません。
そもそも売る・残す・貸すの方針で迷っている場合は、実家をどうするかの判断基準から整理してもよいでしょう。
よくある質問|電話が苦手でも一括査定は使える?
Q1.一括査定を使うと、必ず電話が来ますか?
会社・物件・サービスによって連絡方法は異なります。メールやSMSで対応する会社もありますが、電話が来る可能性を前提に申し込む方が安心です。運営者の6社体験では実際に複数社から電話がありました。
Q2.メールだけで査定してもらえますか?
メール中心で進められる場合もありますが、会社によっては物件確認の電話が必要になることがあります。「メール希望」の要望が受け入れられるかは事前に確認しましょう。希望を書くだけで電話ゼロになるとは限りません。
Q3.何回くらい電話が来ますか?
一律の回数は示せません。依頼社数、担当会社、物件、電話に出られるかどうかで変わります。今回の6社体験では「複数社からの電話」「不在後の再着信」を確認しましたが、6社に依頼したから6回、という数字にはなりません。
Q4.電話に出なかったらどうなりますか?
再着信やメールが届くことがあります。連絡が取れないと査定に必要な確認が進まず、結果の提示が遅れる可能性もあります。電話に出られない事情があるなら、可能な方法と時間を伝えましょう。
Q5.まだ売却予定がなくても査定を依頼できますか?
運営者は「まだ売らない。価格を知りたい」と伝え、机上査定を依頼しました。ただし、個々のサービスや会社の受付条件は確認が必要です。売却未定であることを隠さずに伝える方が、行き違いを減らせます。
Q6.一度申し込んだ会社を断れますか?
査定を依頼しただけで、その会社と売却契約を結ぶ必要はありません。不要になった場合は辞退の意思を伝えましょう。ただし、すでに個別の契約を結んでいる場合には、その契約内容を確認してください。
判断に迷っている方へ|電話対応も含めて「自分に合う査定」を選ぶ
不動産一括査定を使う価値は、数字を一つ受け取ることだけではありません。今の価格の目安や、今後相談できそうな会社を知るための方法でもあります。
一方で、複数社と連絡を取る余裕がないなら、今すぐ申し込まず、まず家族で売却の目的を整理する選択もあります。
「売却は未定」「親の名義が残っている」「片付けが済んでいない」など、今の状況を整理したい方は、無料の診断シートも参考にしてください。
査定で価格の目安を知ってから考えたい場合も、複数社から連絡が来る可能性を理解したうえで、無理のない件数で比較することが大切です。申し込む前に連絡方法や目的を決め、必要な会社の説明を比べましょう。
※連絡方法の希望を記載できる場合でも、希望どおりにならず電話連絡が入ることがあります。
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。
次に読む記事|電話の不安をもう少し整理したい方へ
- 不動産一括査定の断り方|不要な営業連絡への対処:比較しない会社への断り方を知りたいとき。
- イエウールの電話は無視していい?:イエウールを使った場合の電話が気になるとき。
- 不動産一括査定はしつこい?:申し込み後に営業が続く不安を整理したいとき。
- HOME4Uで6社査定した実体験:電話だけでなく、査定書・担当者の対応まで読みたいとき。
まとめ|電話の実態を知り、申し込み前に3つの準備を
不動産一括査定は、複数の会社へ依頼するため、電話が重なったり、不在時に再着信があったりする可能性があります。
実際にHOME4Uで6社へ査定を依頼したところ、申し込み直後には複数社から電話が来ました。一方で、売却未定という事情を伝えた後、確認できた記録では執拗な追い電話は続きませんでした。これは今回の一事例であり、誰にも同じことが起こるという保証ではありません。
電話の負担を考えるときは、次の3つを実行しましょう。
- 申し込み前:査定目的と、対応できる会社数を決める。
- 連絡が来たとき:売却意向と、希望する連絡方法・時間を伝える。
- 比較を終えたら:不要な会社には辞退・連絡停止希望を明確に伝える。
電話が怖いから一括査定を避ける必要も、無理に使う必要もありません。連絡の手間と、得られる判断材料の両方を知ったうえで、自分に合う方法を選ぶことが大切です。
参考:家どうする研究所の6社査定実地検証(2026年10月4日更新時点の公開記録)。電話・メールの経過についてはこの記録で確認できる範囲だけを採用しています。
※連絡方法の希望を記載できる場合でも、希望どおりにならず電話連絡が入ることがあります。
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。

