不動産一括査定サイト5社を比較|依頼社数・匿名査定・選び方

不動産査定

不動産一括査定サイトを調べると、HOME4U、イエウール、リビンマッチ、LIFULL HOME’S、すまいValueなど、似た名前のサービスがいくつも出てきます。

「結局、どれが違うの?」「実家や空き家なら、どこを選べばいいの?」と迷いますよね。

実は、提携会社の数だけで選ぶのはおすすめできません。大切なのは、査定したい物件に対応する会社があるか、何社へ依頼できるか、どの段階で連絡先を伝えるかという違いです。

この記事では、代表的な不動産一括査定サイト5サービスを運営会社・参加会社数・最大依頼社数・依頼先の選び方・匿名査定で比較します。公式情報と、筆者がHOME4Uで実際に6社へ依頼した経験は分けてお伝えします。

この記事でわかること

  • 不動産一括査定サイト5サービスの客観的な違い
  • 提携会社数と、実際に査定を依頼できる会社数の違い
  • 匿名査定と通常の一括査定で連絡方法がどう違うか
  • 筆者がHOME4Uで6社を比較して分かったこと
  • 実家・空き家の条件に合うサイトの選び方

結論|不動産一括査定サイトは物件と希望条件で選ぶ

今回の5サービスは、次のように選ぶと違いが分かりやすくなります。

  • HOME4U:最大6社を比較したい人。筆者の実利用レポートを参考にしてから申し込みたい人
  • イエウール:全国2,500社以上という提携先の広さを重視したい人
  • リビンマッチ:地域に対応する会社も含めて候補を探したい人
  • LIFULL HOME’S:会社情報を見て依頼先を選びたい人。まず匿名で概算価格を知りたい人
  • すまいValue:参加する大手不動産会社6社を中心に検討したい人

ただし、これは優劣のランキングではありません。同じサイトでも所在地や物件種別によって、実際に紹介される会社は変わります。5サイトすべてに同時申し込みする必要はなく、まず自分の条件に合う1サービスから確認する方が、連絡への対応もしやすくなります。

住田さんの悩み

住田さん
住田さん

実家を査定したいのですが、どの一括査定サイトがいいのか分かりません。提携会社が多いところを選べばいいのでしょうか? 電話が何本も来ないかも心配です。

家守さんの整理

家守(やもり)
家守(やもり)

全体の提携会社数より、実家の所在地で何社を選べるかが大切ですね。匿名で概算価格だけ知りたいのか、不動産会社から具体的な提案を受けたいのかも分けましょう。査定額は高い順だけでなく、根拠まで比べてください。

不動産一括査定サイト5社を比較|提携会社数と最大依頼社数

まずは公式に公開されている情報を、同じ項目で並べます。調査・確認日:2026年10月29日。 各社の公表値は更新日や集計対象が異なるため、単純な順位付けには使えません。

サービス 運営 提携・参加会社数 一度の最大依頼社数
HOME4U NTTデータ・ウィズ 全国約2,500社 最大6社
イエウール Speee 全国2,500社以上 最大6社
リビンマッチ リビン・テクノロジーズ 売却査定:約1,700社(2025年1月時点) 最大6社
LIFULL HOME’S LIFULL 全国5,222社(確認時の公式掲載値) 最大10社
すまいValue 大手不動産会社6社の共同サービス 参加6社 最大6社(対応可能な会社に限る)

※HOME4U・イエウール・LIFULL HOME’Sは各公式サイトに掲載された数値です。リビンマッチの公式トップには「サービス全体で2,100社以上」という案内もありますが、売却査定の公式ページにある約1,700社(2025年1月時点)とは対象範囲・公表時点が違うため、ここでは混ぜていません。すまいValueの「6社」は不動産会社数であり、店舗数ではありません。

※「最大6社」「最大10社」は必ずその数だけ依頼できるという意味ではありません。実際の候補は所在地・物件種別・各社の対応条件で変わります。数値・機能は今後更新される可能性があります。

会社の選び方・匿名査定・対応物件の違い

数字だけでは分からない使い勝手も比較しておきましょう。

サービス 依頼先の選び方 匿名での概算査定 主な対象物件
HOME4U 表示された候補から依頼先を選ぶ 今回確認した通常査定では案内なし 戸建て・マンション・土地など
イエウール 物件条件に応じて候補が提示される。選択条件は申込画面で確認 今回確認した通常査定では案内なし 戸建て・マンション・土地など
リビンマッチ 地域・物件条件に応じた候補を確認する 今回確認した売却査定では案内なし 戸建て・マンション・土地など
LIFULL HOME’S 通常査定は会社情報を比較して選ぶ あり(通常査定とは別のサービス) 戸建て・マンション・土地・投資用物件など
すまいValue 参加大手6社のうち、対応可能な会社が候補 今回の調査では確認できず 戸建て・マンション・土地など

※「今回確認した通常査定では案内なし」「確認できず」は、匿名機能が絶対に存在しないという意味ではありません。受付条件や対象物件は、各サービスの最新の申込画面で確認してください。

通常の一括査定では、不動産会社へ連絡先を伝えて依頼し、電話やメールなどで連絡を受けるのが基本です。「メール希望」と伝えられても、電話がゼロになる保証はありません。一方、LIFULL HOME’Sの匿名査定は、最初の段階で不動産会社へ氏名・連絡先を渡さず概算価格を確認する仕組みです。ただし、結果の通知用メールアドレスは必要です。

5サービスの特徴と向いている人

① HOME4U|最大6社を比較し、実際の利用経験も参考にしたい人

HOME4Uは、NTTデータグループの株式会社NTTデータ・ウィズが運営する不動産一括査定サービスです。公式案内では全国約2,500社の提携先から、最大6社へ査定を依頼できます。

主な特徴は、物件情報を入力して表示された不動産会社から依頼先を選び、査定額や担当者の提案を比較できることです。

向いている人:最大6社程度に絞って比較したい人、依頼前に実際の利用レポートを読みたい人。

注意点:運営会社の知名度があっても、紹介される個々の不動産会社や担当者との相性まで保証されるわけではありません。依頼後の連絡には対応が必要です。

公式情報:HOME4U公式サイト

② イエウール|提携会社の選択肢を重視したい人

イエウールは株式会社Speeeが運営しています。公式案内では全国2,500社以上と提携し、最大6社へ査定依頼が可能です。戸建て・マンション・土地などの売却査定に対応しています。

向いている人:全国規模の提携先から、自分の物件に対応する会社を探したい人。

注意点:「2,500社以上」はサイト全体の提携先の数字です。実家のある市区町村で6社すべてが候補になるとは限りません。申し込み時に依頼先と連絡先の送信内容を確認しましょう。

公式情報:イエウール公式サイト

③ リビンマッチ|地域に対応する不動産会社も探したい人

リビンマッチはリビン・テクノロジーズ株式会社が運営するサービスです。不動産売却の一括査定では最大6社に依頼でき、公式ページには売却査定の提携先が約1,700社(2025年1月時点)と掲載されています。

一方、リビンマッチのトップページでは、売却以外のサービスも含む参加会社数として2,100社以上と案内されています。この2つを同じ数字として比較しないことが大切です。

向いている人:地元企業も含め、自分の地域に対応する会社を確認したい人。

注意点:全国を対象としていますが、公式FAQでは一部取り扱いのない地域があると案内されています。地方の物件だから必ず多くの会社が見つかるわけではありません。

公式情報:リビンマッチ・不動産売却査定 / 公式FAQ

④ LIFULL HOME’S|会社情報を見て選びたい・匿名で概算を知りたい人

LIFULL HOME’Sは株式会社LIFULLが運営しています。公式ページの確認時には参加5,222社と掲載され、通常の一括査定は最大10社への依頼に対応しています。

不動産会社の情報を見て依頼先を選べるほか、通常の一括査定とは別に匿名査定があります。匿名査定は、物件情報と結果通知用のメールアドレスなどを登録し、最初から個人の連絡先を不動産会社へ知らせず概算価格を確認する仕組みです。

向いている人:会社のプロフィールを確認して選びたい人、最初は営業担当者と直接やり取りせず概算価格を見たい人。

注意点:匿名査定は現地確認を伴わない概算です。正確な売却条件を検討する段階では、詳しい査定が必要になる場合があります。また、通常査定を選んだ場合は連絡先を伝えて依頼する仕組みです。

公式情報:LIFULL HOME’S・不動産売却査定 / 匿名査定

⑤ すまいValue|参加する大手6社を中心に比較したい人

すまいValueは、大手不動産会社6社が共同で始めた不動産売却の査定サービスです。参加会社は次の6社です。

  • 三井不動産リアルティ(三井のリハウス)
  • 住友不動産ステップ
  • 東急リバブル
  • 野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+)
  • 三菱地所ハウスネット
  • 小田急不動産

向いている人:特定の大手不動産会社の査定や販売方針を比較したい人。

注意点:大手6社が参加していても、どの地域・物件でも6社全社に依頼できるとは限りません。地域密着型の独立した不動産会社まで広く比較したい場合は、別のサービスも候補になります。

公式サイト:すまいValue

※調査環境では現行公式サイトの本文を直接取得できなかったため、参加6社の枠組みは共同開始時の公式発表と公開資料で照合しました。申し込み可能な会社や最新の受付条件は公式申込画面で確認してください。

HOME4Uで実際に6社へ査定を依頼して分かったこと

ここまでの比較は、主に各社の公式情報に基づくものです。一方、筆者が実際に利用したのはHOME4Uです。他の4サービスを同じ物件で申し込んで比較したわけではありません。

筆者が査定したのは、愛知県にある賃貸中の一棟物件です。相続した空き家や実家ではありません。HOME4Uを通じて6社へ査定を依頼し、申し込み後の電話・SMS・メール、査定資料、説明内容を比較しました。

この体験で確認できたのは、同じ物件の査定でも、会社によって連絡方法や説明、提示する資料が異なるということです。査定額だけを並べるより、金額の根拠と担当者の対応を確認することが大切だと感じました。

なお、この経験をもって「HOME4Uなら電話が少ない」「他のサイトより高く売れる」と一般化することはできません。物件・地域・依頼会社によって結果は変わります。

申し込み後の記録や6社の対応の違いは、こちらにまとめています。

▶ HOME4Uを使って6社へ一括査定してみました|電話・査定結果・会社ごとの差を検証

実家・空き家の査定サイトはどう選ぶ?

実家や空き家の場合は、一般的な自宅の売却とは違う事情があることもあります。例えば、家財が残っている、遠方に住んでいる、建物が古い、相続人が複数いるといったケースです。

サイトを選ぶときは、次の順番で確認しましょう。

  1. 物件種別:戸建て、土地、アパート一棟など、自分の物件が対象か
  2. 所在地:実家の地域で査定できる不動産会社が表示されるか
  3. 依頼先:古い家や空き家の相談に対応する会社か
  4. 連絡方法:自分が対応できる社数か、事前に希望を伝えられるか
  5. 所有関係:相続登記や共有者の合意など、売却前の確認事項があるか

提携会社数が多くても、実家の地域で対応会社が見つからなければ意味がありません。紹介された会社の所在地・取り扱い実績・説明内容を確認することが大切です。

一括査定サイトを使う前の3つの注意点

① 最大依頼社数と、実際に依頼できる社数は違う

例えば「最大6社」は上限であり、どの物件でも6社が紹介されるという意味ではありません。地域や物件の条件によっては、候補が少ない場合もあります。

候補が少ないときは、別のサイトを次々使う前に、物件種別や所在地の入力内容が正しいか確認しましょう。

② 通常査定では電話やメールへの対応が必要

通常の一括査定は、不動産会社へ査定を依頼するサービスです。申し込み後には連絡が入ると考えておきましょう。

連絡の負担を抑えたい場合は、自分で比較できる社数に絞ることが先決です。備考欄などがあれば「まず机上査定を希望」「電話に出られる時間帯」などを伝える方法もあります。ただし、希望どおりの連絡方法になるとは限りません。

申し込み後の具体的な流れは、不動産一括査定をやってみたらどうなる?申し込み後の流れと注意点で確認できます。

③ 最も高い査定額が、実際の売却価格とは限らない

査定額は不動産会社による売却価格の見立てであり、必ずその金額で売れるという保証ではありません。

  • 査定額の根拠となる周辺の成約事例は何か
  • 売り出す価格と、実際に成約を見込む価格をどう考えるか
  • 売却までの期間をどう想定しているか
  • 古い建物や家財が残る実家にどう対応できるか

こうした説明を比較することが重要です。詳しくは、不動産査定の注意点|1社だけは危険?査定で失敗しない方法も参考にしてください。

比較しても迷ったら、何から始める?

最初から5サイトへ申し込む必要はありません。まず物件と希望に合う1サービスを選び、依頼先として表示された会社を確認する方法がおすすめです。

「HOME4Uとイエウールのどちらにしよう」と迷う場合は、次の記事で候補を絞って考えられます。

▶ 不動産一括査定サイトはどこがいい?HOME4Uで6社へ依頼して分かった選び方

査定結果が届いた後は、査定サイトの名前ではなく、実際に売却を担当する不動産会社を選ぶ段階です。

▶ 不動産会社の選び方|6社を比較して分かった売却で見るべき5つの基準

実家を売るかどうか、まだ決めていない方へ

実家を売るべきか、残すべきか、貸せるのか。それ自体が決まっていないなら、一括査定に進む前に家族の希望や管理負担を整理しても構いません。

▶ 実家をどうするか迷ったときの判断基準|売る・残す・貸すの考え方

何から確認すればよいか分からないときは、無料の見落とし発見診断シートもあります。

▶ 無料の見落とし発見診断シートで状況を整理する

そのうえで売却も選択肢に入るなら、価格の目安を知ることは判断材料になります。査定依頼は、売却契約を結ぶこととは別です。ただし、通常の一括査定では査定先から連絡を受けるため、依頼先を確認して申し込みましょう。

※連絡方法の希望を記載できる場合でも、希望どおりにならず電話連絡が入ることがあります。
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです

実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。

HOME4Uの無料査定はこちら

イエウールの無料査定はこちら

公式情報・比較条件について

比較表は2026年10月29日に各サービスの公式情報を確認して作成しました。参加会社数・対応地域・機能は変更されることがあります。特にリビンマッチはサービス全体と売却査定で会社数の対象範囲が異なり、すまいValueの公式サイト本文は調査環境から直接取得できなかったため、参加6社の共同開始に関する公式発表等を参照しました。

次に読む記事

まとめ|サイトの名前より、自分の物件に合う依頼先を選ぼう

不動産一括査定サイト5サービスには、それぞれ違いがあります。

  • HOME4U:NTTデータ・ウィズ運営、最大6社。筆者の6社査定体験あり
  • イエウール:全国2,500社以上と提携、最大6社
  • リビンマッチ:地域の会社も候補、売却査定は最大6社
  • LIFULL HOME’S:会社情報を比較でき、通常査定は最大10社。別途匿名査定あり
  • すまいValue:参加する大手不動産会社6社の中から比較

提携会社数が多くても、希望する実家や空き家に対応する会社が見つかるとは限りません。所在地・物件種別・連絡への対応可能な社数を確認したうえで、依頼先を選びましょう。

そして、査定結果が届いてからは、金額の高さだけでなく、査定の根拠・売却方針・担当者の説明を比べることが重要です。

まずは自分の希望に合うサービスを選び、必要な範囲で現在の価格を確認してみてください。

※連絡方法の希望を記載できる場合でも、希望どおりにならず電話連絡が入ることがあります。
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです

実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。

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