実家を残すと決めた場合、
必ず出てくる問題があります。
それが「誰が管理するのか」です。
「とりあえずそのままにしておく」
「みんなでやるつもり」
この状態のまま放置すると、
ほぼ確実にトラブルになります。
この記事では、
実家を残す場合に決めておくべき管理のポイントを整理します。
■ この記事でわかること
✓ 実家の管理で揉める原因
✓ 誰が管理するべきかの考え方
✓ 決めておくべきポイント
✓ トラブルを防ぐ方法
■ 結論:管理は「誰が・どこまでやるか」を明確にする
結論:実家の管理は「誰が」「どこまで」やるかを明確にすることが重要です。
● 曖昧にする
→ 負担の押し付け合い
● 明確にする
→ トラブル回避
この違いで、その後の関係性が大きく変わります。
■ 住田さんの悩み

実家は残そうと思っているんですが、管理を誰がやるのか決めていなくて…問題になりますか?
■ 家守さんの整理

はい、かなりの確率で問題になります。実家は“持っているだけでも負担が発生する資産”なので、責任が曖昧な状態が一番危険です。
なぜ管理で揉めるのか
● 負担が見えにくい
日常の管理は小さい負担の積み重ねです。
● 不公平が生まれる
1人だけ負担が大きくなると不満が出ます。
● 後回しになる
「いつか決めればいい」が続くと、何も決まりません。
決めるべきこと5つ
① 管理する人
誰が中心になって管理するかを決めます。
② 費用負担
固定資産税や修繕費をどう分担するかを決めます。
③ 作業内容
掃除・点検・手続きなど、何をやるのかを明確にします。
④ 管理できなくなった場合
将来、管理できなくなった場合の対応を決めておきます。
⑤ 売却・活用の判断タイミング
いつ売るか、貸すかの判断基準を決めておきます。
判断に迷ったときの考え方
迷ったときは、次の2つを整理してください。
● 現実(負担)
実家の管理には、目に見えにくい負担が積み重なります。
例えば、
- 固定資産税はいくらかかるのか
- 修繕費(屋根・外壁・設備)は今後どれくらい必要か
- 掃除・草刈り・点検は誰がどの頻度で行うのか
- 遠方の場合、移動時間や交通費はどれくらいかかるのか
これらを一つずつ具体的に出してみると、
「想像以上に負担が大きい」と気づくケースが多いです。
感覚ではなく、数字と作業で考えることが重要です。
● 継続性(続けられるか)
管理は一時的な問題ではなく、長期間続くものです。
例えば、
- 今はできても、5年後・10年後も続けられるか
- 自分ができなくなったとき、代わりにやる人はいるか
- 家族の状況が変わっても維持できるか
この視点を入れることで、
「今は大丈夫」ではなく「将来も無理がないか」で判断できます。
この2つを整理すると、
無理のない選択が見えてきます。
ここまで読んで、
「管理が難しそう」と感じた方は、
売却も現実的な選択肢になります。
まずは複数社の査定を比較し、
相場を確認してみてください。
※「メール連絡希望」と記載すれば電話はかなり減らせます
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。
■ 次に読む記事
実家を残す場合でも、「実際に誰が管理するのか」が曖昧なままだと、後から負担やトラブルにつながります。
管理が難しい場合の具体的な対処法をこちらで整理しています。
▶ 実家の管理ができないときの対処法|空き家を放置しないための現実的な選択肢
まとめ
実家の管理は、
- 誰がやるか
- どこまでやるか
- 負担をどう分けるか
これを決めることがすべてです。
曖昧なままにしておくと、
時間とともに問題は大きくなります。
早めに整理して、
無理のない形を選んでいきましょう。

