実家を空き家にする。
一見、自然な流れのように思えますが、
この判断を深く考えずに進めてしまうと、
後から大きな負担になるケースが少なくありません。
「とりあえず残しておく」
この選択が、
時間とともにリスクへ変わることもあります。
この記事では、
空き家にする前に必ず考えておきたいポイントを整理します。
■ この記事でわかること
✓ 実家を空き家にする前に考えること
✓ 放置で起きるリスク
✓ 判断を間違える原因
✓ 後悔しないための考え方
■ 結論:空き家は“管理できるか”で判断する
結論:実家を空き家にするかどうかは、
「管理できるかどうか」で決めるべきです。
残すこと自体は問題ではありません。
しかし、
- 管理できない
- コストを把握していない
- 将来の見通しがない
この状態で放置すると、後悔につながります。
■ 住田さんの悩み

すぐに売るのも迷っていて、とりあえず空き家にしておこうかなと思っているんですが…大丈夫でしょうか?
■ 家守さんの整理

「とりあえず空き家」は一番多い選択ですが、同時に後悔も多いパターンです。
空き家は時間が経つほど負担が増えていくので、事前に整理しておきましょう。
実家を空き家にする前に考えること5つ
① 管理できるか
定期的な見回りや清掃ができるか。
放置すると劣化が一気に進みます。
② 維持費はいくらか
空き家でも費用は発生します。
- 固定資産税
- 修繕費
- 管理費
これを把握していないと負担になります。
③ いつまで残すのか
期限を決めずに残すと、
結果的に“放置”になります。
④ 将来どうするのか
売るのか、貸すのか、残すのか。
方向性が曖昧だと判断できません。
⑤ リスクを理解しているか
空き家にはリスクがあります。
- 老朽化
- 近隣トラブル
- 価値の低下
これを知らないまま残すのは危険です。
放置すると起きること
空き家は時間とともに、
確実に状態が悪くなります。
● 建物の劣化
人が住まない家は、急速に傷みます。
● 管理負担の増加
遠方の場合、負担はさらに大きくなります。
● 売りにくくなる
状態が悪くなるほど、売却条件は厳しくなります。
判断に迷ったときの考え方
迷ったときは、
次の3つを分けて考えてください。
● 残したい理由(感情)
まずは、なぜ残したいのかを整理します。
例えば、
- 親との思い出がある
- 家族の気持ちとして残したい
- すぐに手放すことに抵抗がある
これらは自然な感情です。
ただし重要なのは、
「感情だけで決めていないか」
です。
● 現実の負担(コスト・管理)
一方で、空き家は放置すると負担が増え続けます。
例えば、
- 固定資産税はいくらかかるか
- 修繕費(屋根・外壁・設備)はどれくらい必要か
- 管理(掃除・草刈り・点検)は誰がやるのか
- 放置した場合のリスク(劣化・近隣トラブル)はあるか
ここは、
👉 「数字」と「作業」で考えることが重要です
● 将来の方向性
そして最後に、将来どうするのかを考えます。
例えば、
- いずれ自分や家族が住む予定があるか
- 賃貸として活用できる見込みがあるか
- 将来的に売却する可能性があるか
ここが曖昧なままだと、
👉 ただ負担だけが続く状態になります
この3つを整理することで、
判断はしやすくなります。
ここまで読んで、
「このまま空き家にするのは不安かもしれない」
と感じた方は、
まず現実の価値を知っておくことが重要です。
まずは複数社の査定を比較し、
相場を確認してみてください。
※「メール連絡希望」と記載すれば電話はかなり減らせます
※査定したからといって売る必要は一切ありません
※合わない会社は断ってOKです
実際に物件を保有・運用してきた立場から整理しています。
■ 次に読む記事
空き家にするか迷っている方は、
全体の判断基準を整理しておくと判断しやすくなります。
▶ 実家をどうするか迷ったときの判断基準|売る・残す・貸すの考え方
まとめ
実家を空き家にする前に考えるべきことは、
- 管理できるか
- 維持費はいくらか
- 将来どうするのか
です。
結論はシンプルです。
「管理できない空き家はリスクになる」
迷ったまま放置せず、
一つずつ整理しながら判断していきましょう。

